
入院患者
ドイル アーサー・コナン

原作: 白銀の失踪 / 著者: ドイル アーサー・コナン / 翻訳: 三上 於菟吉
約12分・40ページ
大本命の競走馬が消え、調馬師が死んだ。ダートムアの荒野で、ホームズとワトソンが小さな痕跡と奇妙な沈黙をたどる。

ダートムアへ行こう。名馬の失踪と、調馬師の死を調べる。
あんな有名な馬なら、すぐ見つかると思った。僕の見込み違いだったよ。
この読切は全40ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。
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結末に触れない紹介です
大レースを目前に、人気の競走馬・白銀号が厩舎から姿を消し、世話をしていた調馬師ストレーカが荒野で亡くなっているのが見つかった。現場に残ったネクタイや怪しい訪問者の行動から、警察は一人の男へ疑いを向ける。依頼を受けたホームズはワトソンとダートムアへ向かい、食事、ナイフ、足跡など、すでに知られている事実を見直してゆく。消えた名馬と調馬師の死は、どのようにつながるのか。広い荒野と熱気ある競馬場を舞台に、見えたものだけでなく、起こらなかったことの意味を問う短編ミステリー。
英国の作家ドイルによるホームズ短編を、三上於菟吉訳で漫画化。青空文庫版の底本は平凡社『世界探偵小説全集 第三卷 シヤーロツク・ホームズの記憶』(1930年2月5日発行)。物語にあるダートムアの調馬場、蒸気鉄道、英国競馬を手がかりに、ヴィクトリア朝の時代感を描く。人物造形と細い線のフルカラー作画は、投稿済み『株式仲買店々員』に合わせた。
大レースの本命馬・白銀号が消え、調馬師が亡くなった。疑わしい訪問者、奇妙なナイフ、荒野に残る足跡。ホームズとワトソンが、見えている事実のつながりを探ります。
結末には触れていません
大本命の馬が出られなくなると、多くの人の損得が変わるという点が事件の背景です。細かな競馬の規則を知らなくても、人物の動きと推理を追えます。
原文では栗毛の馬で、白い額と前脚の斑が目立つ特徴です。漫画でもこの目印を保ち、名前から全身が白い馬とはしていません。
見つかった物だけでなく、人や動物が何をしたか、何をしなかったかも手がかりになります。先に描かれた小道具や静かな場面を覚えておくと、後の説明を楽しめます。
ドイル アーサー・コナン(1859〜1930年)です。この漫画は三上 於菟吉による翻訳をもとにしています。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の40ページで、約12分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
馬を連れ出したのが犬の知っている人物だった、という手がかりです。食事に薬を入れられた条件と合わせ、ホームズは調馬師ストレーカ自身の行動を考えます。
ストレーカは借財を背景に馬をひそかに傷めようとしましたが、驚いた馬に蹴られ、転倒時に自分のナイフでも傷つきました。逃げた白銀はブラウンに隠され、目印を染められていました。ホームズは馬を無事に出走させてから真相を明かします。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。