
マカーガー峡谷の秘密
アンブローズ・ビアス


STORY GUIDE
結末に触れない紹介です
旅にも日常にも退屈した詩人は、方角を失う癖を抱えながら北越の温泉地を歩きます。いつもの道から少し外れただけなのに、見知らぬ美しい町が現れ、整いすぎた静けさが彼を包みます。ところが視点が反転した瞬間、町の住人は別の姿を見せます。異界へ移動したのか、感覚が裏返ったのか。現実の裏側を歩く心理幻想です。
原作は近代都市を歩く詩人の感覚と方向喪失をもとにした萩原朔太郎の幻想散文です。現実の町がわずかな視点のずれで異界へ反転する、不安定な知覚を漫画の画面転換で表現しています。
詩人・萩原朔太郎が1935年に発表した散文「猫町」の漫画版です。方角を失う癖のある詩人が、北越の温泉地で道に迷い、見知らぬ美しい町に迷い込みます。
結末には触れていません
詩集『月に吠える』で知られる近代詩人で、「日本近代詩の父」とも呼ばれます。「猫町」は数少ない小説風の散文作品です。
同じ町が、見る角度が少し変わるだけで異界のように見える、知覚の不思議を描いています。現実の「裏側」を歩く心理幻想です。
萩原朔太郎(1886〜1942年)です。
初出は「セルパン」1935(昭和10)年8月号です。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の24ページで、約8分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
整いすぎた静けさの町で、ふと視点が反転すると、町中の家々の窓や通りに無数の猫があふれていました。我に返ると、そこはいつもの退屈なU町でした。それでも語り手は、自分は確かに猫の町を見たのだと言い切ります。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。