
おおかみと七ひきのこどもやぎ
グリム


むかし、子どもの誕生を待つ夫婦がいました。
あの庭のラプンツェルが食べたいの。
どうしても……。
この読切は全24ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。
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結末に触れない紹介です
魔女の庭に育つ菜を食べたいと願った母。その願いをかなえようとした父は、生まれてくる子を渡す約束をしてしまいます。ラプンツェルと名づけられた少女は、十二歳になると、階段も出口もない森の塔に閉じこめられました。魔女が訪ねるたび、窓から下ろす長い金の髪。それだけが外とつながる道です。ある日、孤独を紛らわせる歌声に、森を通る王子が足を止めます。守ると言いながら自由を奪う魔女と、まだ知らない誰かへの信頼のあいだで、少女は自分の行き先を思い描き始めます。高い窓、編む手、届く声をたどり、閉ざされた世界が動きだす瞬間を描きます。
グリム兄弟の『子どもと家庭の童話』は1812年に第1巻が刊行されました。本漫画は中島孤島訳の青空文庫版を用い、底本は冨山房の1938年刊『グリム童話集』です。物語自体の時代・国は特定されていません。作画では前近代の中欧を思わせる架空の村と森を設定し、石の塔、麻布の衣服、手で編む絹ひもを描いています。
グリム童話「ラプンツェル」を中島孤島訳で漫画化した読切です。魔女との約束で塔に閉じこめられた少女ラプンツェルが、長い金の髪をたよりに外の世界とつながっていきます。
結末には触れていません
母が食べたがった、魔女の庭に育つ野菜の名前です。生まれた娘にもこの名が付けられました。
塔に入る方法は、窓から垂らされるラプンツェルの長い髪だけです。魔女がこの合図で塔に上るのを見た王子が、同じ言葉で少女に会いに行きます。
グリム(兄ヤーコプ 1785〜1863年/弟ヴィルヘルム 1786〜1859年)です。この漫画は中島孤島による翻訳をもとにしています。
初出は原作童話集『子どもと家庭の童話』第1巻は1812年刊行です。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の24ページで、約8分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
二人の関係を知った魔女は、ラプンツェルの髪を切って荒れ野へ追い出し、塔に来た王子は絶望して飛び降り目を傷つけます。何年も目の見えないまま歩き続けた王子は、双子を育てていたラプンツェルの歌声にたどり着きます。再会した王子は再び目が見えるようになり、二人は王子の国へ帰って仲よく暮らします。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。