
みにくいアヒルの子
ハンス・クリスチャン・アンデルセン

原作: マッチ売りの少女 / 著者: ハンス・クリスチャン・アンデルセン / 翻訳: 矢崎源九郎
約8分・24ページ
大みそかの雪の街で、マッチを売る少女。たった一本の炎が、あたたかな幻想を映しだす。アンデルセンの童話を、矢崎源九郎訳から全24ページの漫画へ。

STORY GUIDE
結末に触れない紹介です
雪の降る大みそか。少女は大きすぎるスリッパをなくし、はだしのまま街を歩いている。エプロンには売れ残ったマッチ。窓の向こうからは明かりとごちそうのにおいが届くのに、少女の声に足を止める人はいない。お金を持たずに家へ帰ることもできず、二軒の家のすみで、かじかんだ手をあたためようと一本のマッチをする。小さな炎が照らしだすのは、目の前の冷たい壁とはまるで違う風景だった。寒い街とあたたかな光を行き来する少女の視点から、何を求め、何を見つめているのかを追う一編。
アンデルセンの原作は1845年12月にデンマークで初出。物語の時間は大みそかから新年の朝にかけてで、本文は都市名を特定しない。本漫画は19世紀半ばの北欧都市を参考に街並みを描く。使用テキストは矢崎源九郎訳の青空文庫版で、底本は新潮文庫『マッチ売りの少女(アンデルセン童話集Ⅲ)』の1992年34刷。
アンデルセン童話「マッチ売りの少女」(1845年)を矢崎源九郎訳で漫画化した読切です。雪の降る大みそか、はだしで街を歩く少女が、一本ずつマッチをすって温かな光景を見ます。
結末には触れていません
すった炎の中に、暖かなストーブ、ごちそう、クリスマスツリーなど、少女が望むものの光景が次々と浮かびます。寒い街とあたたかな光の対比が作品の中心です。
原作は19世紀半ばのデンマークで発表されました。漫画では当時の北欧の街並みを参考にしています。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805〜1875年)です。この漫画は矢崎源九郎による翻訳をもとにしています。
初出は1845年12月、デンマークです。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の24ページで、約8分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
少女はおばあさんの姿を消さないよう残りのマッチを全部すり、おばあさんに抱かれて天へ昇っていきます。新年の朝、街角で冷たくなった少女が見つかりますが、人々は少女がどんなに美しいものを見たのかを知りません。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。