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ヘンゼルとグレーテルの表紙

ヘンゼルとグレーテル

原作: HANSEL UND GRETEL / 著者: グリム / 翻訳: 楠山正雄

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約7分・22ページ

森に置き去りにされた兄妹が、小石とパンくずを頼りに帰り道を探す。お菓子の家の甘い誘いと恐ろしい罠に、二人の知恵と勇気が試されるグリム童話。

2026-09-07読切短編
全1話 ヘンゼルとグレーテル 2ページ
試し読み・2ページ

まずは1ページ試し読み

国じゅうを飢饉がおそった。

この先、子どもたちに何を食べさせれば……。

森の奥へ置いてくるんだよ。このままじゃ四人とも飢え死にだ。

お兄ちゃん、私たち……。

この読切は全22ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。

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STORY GUIDE

作品ガイド

結末に触れない紹介です

ネタバレなしの詳しいあらすじ

飢饉で食べ物を失った木こりの家。兄ヘンゼルと妹グレーテルは、大人たちが自分たちを森に置き去りにしようと話すのを聞いてしまいます。妹を安心させたいヘンゼルは、月明かりに光る小石を拾い、帰り道の目印を用意します。しかし、次の旅では同じ方法を使えません。深い森で空腹と不安に耐える二人の前に現れたのは、パンの壁、お菓子の屋根、砂糖の窓を持つ不思議な家でした。助けに見えるものを信じてよいのか。手を離さず進む兄妹のまなざしと、小さな工夫に託された希望を追う、甘さと恐ろしさが隣り合う童話です。

時代背景

グリム兄弟の『子どもと家庭の童話』は1812年に初巻が刊行され、本作も収録されました。本漫画は楠山正雄訳の青空文庫テキストを使用し、その底本は小峰書店の1949年刊『世界おとぎ文庫(グリム篇)森の小人』です。物語の年代や国は特定せず、前近代の中欧を想起させる架空の森の村として、木造小屋、麻布の衣服、薪のかまどを描いています。

テーマ

家族貧困恐れと信頼子どもの知恵

注目点

  • 月に光る小石と消えてしまうパンくずを、手元の近景で対比し、帰り道をめぐる安心と不安を描きます。
  • 暗い森の藍色と、お菓子の家の琥珀色を使い分け、空腹の子どもにとっての甘い誘惑を視覚化します。
  • 兄に頼る妹の表情だけでなく、グレーテルが相手を見つめ、自分で考える瞬間にも大きなコマを与えます。
  • 歩く、待つ、手を握る静かな場面を挟み、兄妹が感じる時間と距離をスマートフォンの縦長画面で伝えます。

主な登場人物

グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」を楠山正雄訳で漫画化した読切です。飢饉の年に森へ置き去りにされた兄妹が、お菓子の家にたどり着きます。

ヘンゼル
兄。妹を安心させるため、月明かりに光る小石を拾って帰り道の目印にします。
グレーテル
妹。怖さに泣きながらも、兄と手を離さずに森を進みます。
父・継母
貧しい木こりとその妻。食べ物がなくなり、子どもたちを森へ置き去りにしようと話し合います。
魔女
森の奥のお菓子の家に住み、迷い込んだ子どもを待ち構えています。

『HANSEL UND GRETEL』のよくある疑問

結末には触れていません

お菓子の家はどんな家?

パンの壁、お菓子の屋根、砂糖の窓でできた不思議な家です。空腹の兄妹にとって助けに見えるものを信じてよいのか、という問いが物語を動かします。

小石とパンくずの違いは?

一度目は光る小石で帰り道を見つけられましたが、二度目はパンくずを目印にしたため、鳥に食べられて道が分からなくなります。

『HANSEL UND GRETEL』の作者は誰?

グリム(兄ヤーコプ 1785〜1863年/弟ヴィルヘルム 1786〜1859年)です。この漫画は楠山正雄による翻訳をもとにしています。

『HANSEL UND GRETEL』はいつ発表された?

初出はKinder- und Hausmärchen 第1巻(1812年)収録です。

原文(全文)はどこで読める?

著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。

漫画は何分で読める?

読切の22ページで、約7分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。

結末・名場面の解説ネタバレを含みます。漫画を読み終えてから開くのがおすすめです

兄妹は魔女からどう逃れる?

魔女はヘンゼルを太らせて食べようとしますが、グレーテルがすきを見て魔女をかまどに押し込みます。兄妹は魔女の宝を持って家へ帰り、継母はすでに亡くなっていて、父と三人で暮らすことになります。

作者・グリムについて

兄ヤーコプ 1785〜1863年/弟ヴィルヘルム 1786〜1859年

ドイツの言語学者・文献学者の兄弟。各地の昔話を集めた『子どもと家庭の童話(グリム童話)』を1812年から刊行し、世界中で読み継がれています。

主な作品:白雪姫、ヘンゼルとグレーテル、ブレーメンの音楽隊

グリムの漫画をすべて見る(5作品)

青空文庫・原作情報

原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。

確認済み
原作名
HANSEL UND GRETEL
著者名
グリム
翻訳者
楠山正雄
底本
「世界おとぎ文庫(グリム篇)森の小人」小峰書店
初出
Kinder- und Hausmärchen 第1巻(1812年)収録
入力者
大久保ゆう
校正者
浅原庸子
著作権・利用条件
グリム兄弟の原作および楠山正雄の翻訳は、日本国内で著作権保護期間が満了しています。青空文庫図書カード No.42315 に対応するテキストを使用し、原作者・訳者・底本・入力者・校正者を明示して漫画化しています。
漫画化に使用した版
青空文庫版『ヘンゼルとグレーテル』楠山正雄訳(図書カード No.42315、新字新仮名)。底本『世界おとぎ文庫(グリム篇)森の小人』小峰書店、1949年2月20日初版・1949年12月30日4版。入力・大久保ゆう、校正・浅原庸子、2004年6月16日作成の添付テキストを使用。
AI生成・編集方針
楠山正雄訳の筋と兄妹の行動を保ちながら、地の文を台詞、短い字幕、物の近景、無言の場面へ再構成しました。全22ページの絵と文字を生成AIで同時に制作し、生成後の文字追加は行っていません。恐ろしい場面は影や閉じた戸で表現しています。
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