
おおかみと七ひきのこどもやぎ
グリム


国じゅうを飢饉がおそった。
この先、子どもたちに何を食べさせれば……。
森の奥へ置いてくるんだよ。このままじゃ四人とも飢え死にだ。
お兄ちゃん、私たち……。
この読切は全22ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。
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結末に触れない紹介です
飢饉で食べ物を失った木こりの家。兄ヘンゼルと妹グレーテルは、大人たちが自分たちを森に置き去りにしようと話すのを聞いてしまいます。妹を安心させたいヘンゼルは、月明かりに光る小石を拾い、帰り道の目印を用意します。しかし、次の旅では同じ方法を使えません。深い森で空腹と不安に耐える二人の前に現れたのは、パンの壁、お菓子の屋根、砂糖の窓を持つ不思議な家でした。助けに見えるものを信じてよいのか。手を離さず進む兄妹のまなざしと、小さな工夫に託された希望を追う、甘さと恐ろしさが隣り合う童話です。
グリム兄弟の『子どもと家庭の童話』は1812年に初巻が刊行され、本作も収録されました。本漫画は楠山正雄訳の青空文庫テキストを使用し、その底本は小峰書店の1949年刊『世界おとぎ文庫(グリム篇)森の小人』です。物語の年代や国は特定せず、前近代の中欧を想起させる架空の森の村として、木造小屋、麻布の衣服、薪のかまどを描いています。
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」を楠山正雄訳で漫画化した読切です。飢饉の年に森へ置き去りにされた兄妹が、お菓子の家にたどり着きます。
結末には触れていません
パンの壁、お菓子の屋根、砂糖の窓でできた不思議な家です。空腹の兄妹にとって助けに見えるものを信じてよいのか、という問いが物語を動かします。
一度目は光る小石で帰り道を見つけられましたが、二度目はパンくずを目印にしたため、鳥に食べられて道が分からなくなります。
グリム(兄ヤーコプ 1785〜1863年/弟ヴィルヘルム 1786〜1859年)です。この漫画は楠山正雄による翻訳をもとにしています。
初出はKinder- und Hausmärchen 第1巻(1812年)収録です。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の22ページで、約7分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
魔女はヘンゼルを太らせて食べようとしますが、グレーテルがすきを見て魔女をかまどに押し込みます。兄妹は魔女の宝を持って家へ帰り、継母はすでに亡くなっていて、父と三人で暮らすことになります。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。