藍空漫画AI SORA MANGAホーム
花咲かじじいの表紙

花咲かじじい

原作: 花咲かじじい / 著者: 楠山正雄

無料で読む

約6分・20ページ

家族のように愛された白い犬が見つけた小判。その導きと形見は、正直な老夫婦の暮らしに不思議な恵みをもたらします。隣人の欲がそれをまねるたび、同じ物が違う顔を見せる日本昔話です。

2026-09-04読切短編
全1話 花咲かじじい 2ページ
試し読み・2ページ

まずは1ページ試し読み

むかし、むかし、あるところに。

白は、ふたりの子どものように大切でした。

この読切は全20ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。

続きを無料で読む

STORY GUIDE

作品ガイド

結末に触れない紹介です

ネタバレなしの詳しいあらすじ

子どものいない正直な老夫婦は、白い犬の白を家族のように慈しんで暮らしています。ある冬の日、畑へついてきた白が大きなえのきの根元を掘るよう知らせると、土の下から思いがけない宝が現れます。その噂を聞いた欲ばりな隣人は、同じ幸運を手に入れようと白や老夫婦の大切な道具を次々に借りていきます。しかし、物は持つ人の心と手つきによってまったく違う結果を返し、白の導きは松の木臼、灰、冬の枯れ木へと形を変えながら続いていきます。赤褐色の首輪、木の年輪、白い米、風に舞う灰を反復し、正直さと欲が生む違いを、静かな冬景色と薄紅の奇跡で描く日本昔話です。

時代背景

楠山正雄が日本昔話を児童向けに再話した作品で、青空文庫版の底本は童話屋『むかし むかし あるところに』、親本は童話春秋社『日本童話宝玉集(上中下版)』です。図書カードに初出の記載はなく、物語の年代・地名・藩名も明記されません。本漫画は鍬、木臼、杵、竹ざる、藁草履、殿さまの狩り帰りを手がかりに、江戸後期を思わせる農村として視覚化しましたが、実在地域には比定していません。

テーマ

善意と欲望動物との交流喪失と再生因果

注目点

  • 赤褐色の首輪、松の年輪、竹ざるの灰を物の近景で受け渡し、白の導きが形を変えて続く構造を追います。
  • 正直な夫婦と欲ばりな隣人を、顔つきだけでなく、犬や道具に触れる手、待つ間、視線の方向で対照させます。
  • 白を失う場面は打撃や流血を見せず、鍬の影、空の首輪、白い布、土と松の芽で悲しみを伝えます。
  • 薄墨の冬景色に小判の金、米の乳白、松の深緑、桜の薄紅を段階的に加え、喪失から再生へ色が戻る流れを描きます。

主な登場人物

日本の昔話「花咲かじじい(花咲かじいさん)」を楠山正雄の再話で漫画化した読切です。正直な老夫婦と白い犬の白、そして同じ幸運を欲しがる欲ばりな隣人を描きます。

正直おじいさん・おばあさん
子どものいない老夫婦。白い犬の白を家族のように慈しんでいます。
白
老夫婦の飼う白い犬。畑で「ここ掘れ」と知らせ、宝のありかを教えます。
欲ばりおじいさん・おばあさん
隣に住む夫婦。老夫婦の幸運をうらやみ、白や道具を借りていきます。
殿さま
物語の終盤、狩りの帰りに通りかかる殿さまです。

『花咲かじじい』のよくある疑問

結末には触れていません

「ここ掘れワンワン」の場面は?

白が大きなえのきの根元を掘るよう知らせ、土の下から宝が出てくる場面です。同じことを欲ばりなおじいさんがまねると、まったく違う結果になります。

どんな教えのある昔話?

同じ物でも、持つ人の心と手つきによって違う結果を返す、という正直さと欲の対比が中心です。

『花咲かじじい』の作者は誰?

楠山正雄(1884〜1950年)です。

原文(全文)はどこで読める?

著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。

漫画は何分で読める?

読切の20ページで、約6分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。

結末・名場面の解説ネタバレを含みます。漫画を読み終えてから開くのがおすすめです

枯れ木に花が咲くのはなぜ?

白の形見の木で作った臼、その臼を焼いた灰へと、白の導きは形を変えて続きます。正直なおじいさんが灰をまくと枯れ木に花が咲き、殿さまからほうびをもらいます。まねをした欲ばりなおじいさんの灰は殿さまの目に入り、罰を受けます。

作者・楠山正雄について

1884〜1950年

東京出身の編集者・児童文学者。日本の昔話の再話や、グリム童話など海外童話の翻訳を数多く手がけました。

主な作品:日本の昔話の再話、グリム童話の翻訳

楠山正雄の漫画をすべて見る(2作品)

青空文庫・原作情報

原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。

確認済み
原作名
花咲かじじい
著者名
楠山正雄
底本
「むかし むかし あるところに」童話屋
底本の親本
「日本童話宝玉集(上中下版)」童話春秋社
入力者
鈴木厚司
校正者
林 幸雄
著作権・利用条件
楠山正雄(1950年没)の著作権保護期間が満了した作品について、青空文庫図書カード No.3391 の公開テキストをもとに底本・親本・入力校正情報を記録しています。
漫画化に使用した版
ユーザー添付の青空文庫版『花咲かじじい』(新字新仮名、図書カード No.3391、底本『むかし むかし あるところに』童話屋、1996年7月10日第2刷、底本の親本『日本童話宝玉集(上中下版)』童話春秋社、入力・鈴木厚司、校正・林 幸雄)を使用。
AI生成・編集方針
原文の白との暮らし、小判、松の木臼、灰、枯れ桜という因果の連鎖を保ちながら、地の文を短い台詞・字幕・物の近景へ再構成しました。全20ページの絵と文字を生成AIで同時に制作し、画像生成後の文字追加は行っていません。
すべての作品