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蜘蛛の糸の表紙

蜘蛛の糸

原作: 蜘蛛の糸 / 著者: 芥川龍之介

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約8分・24ページ

極楽の蓮池から地獄を見下ろした御釈迦様は、大泥坊カンダタが一匹の蜘蛛を助けたことを思い出す。垂らされた一本の銀の糸が、救いとエゴイズムの境目を照らす短編童話を漫画化。

2026-05-10読切短編
全1話 銀の糸 2ページ
試し読み・2ページ

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御釈迦様は、池のふちを歩いていた。

水の底には、地獄が見えた。

この読切は全24ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。

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STORY GUIDE

作品ガイド

結末に触れない紹介です

ネタバレなしの詳しいあらすじ

極楽の蓮池から地獄を見下ろした釈迦は、罪人カンダタが生前に一度だけ蜘蛛を助けたことを思い出します。一本の蜘蛛の糸が血の池へ垂らされ、カンダタは暗闇の中を必死に登り始めます。しかし糸を見つけるのは彼ひとりではありません。救いの機会を前にしたとき、人は他者をどう見るのかを問う仏教説話です。

時代背景

原作は大正期の芥川龍之介による短編です。古典や近代社会を素材に、人が自分を守るために作る理屈と感情の揺れを、簡潔で緊張感のある漫画表現へ置き換えています。仏教説話を素材に大正期の児童向け雑誌へ発表され、簡潔な上下構造で倫理を描いた短編です。

テーマ

慈悲利己心救済因果

注目点

  • 極楽の明るい蓮池と地獄の暗い血の池を、垂直方向の画面で対照させています。
  • 蜘蛛を助けた小さな善行と、追い詰められた場面の選択を見比べられます。
  • 一本の細い糸へ大勢が集まる画面が、救いと恐怖を同時に表します。

主な登場人物

芥川龍之介が初めて書いた児童向けの作品「蜘蛛の糸」(1918年)の漫画版です。極楽の蓮池のほとりのお釈迦様が、地獄に落ちた大泥棒カンダタのたった一つの善行を思い出し、一本の蜘蛛の糸を垂らします。

お釈迦様
極楽の蓮池のほとりを歩き、池の底に見える地獄の様子をご覧になります。
カンダタ(犍陀多)
人殺しや放火をした大泥棒。生前に一度だけ、小さな蜘蛛を踏みつぶさずに助けたことがあります。

『蜘蛛の糸』のよくある疑問

結末には触れていません

カンダタの善行とは?

林の中で踏み殺しそうになった小さな蜘蛛を、「これも小さいながら命のあるものに違いない」と思い直し、助けてやったことです。

作品が発表されたのは?

1918年、鈴木三重吉が創刊した童話雑誌「赤い鳥」の創刊号に掲載されました。

『蜘蛛の糸』の作者は誰?

芥川龍之介(1892〜1927年)です。

『蜘蛛の糸』はいつ発表された?

初出は「赤い鳥」1918(大正7)年7月です。

原文(全文)はどこで読める?

著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。

漫画は何分で読める?

読切の24ページで、約8分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。

結末・名場面の解説ネタバレを含みます。漫画を読み終えてから開くのがおすすめです

糸はなぜ切れたの?

糸を登るカンダタが下を見ると、無数の罪人たちが後から登ってきていました。「この糸はおれのものだ。下りろ」と叫んだ瞬間、糸はカンダタのすぐ上でぷつりと切れ、彼は再び地獄へ落ちていきます。自分だけ助かろうとする無慈悲な心が罰を受けたのだと、お釈迦様は悲しそうな顔をされます。

作者・芥川龍之介について

1892〜1927年

東京出身の小説家。夏目漱石に認められて文壇に登場し、古典や説話に材を取った理知的な短編で知られます。芥川賞はその名を記念して設けられました。

主な作品:羅生門、鼻、蜘蛛の糸、地獄変

芥川龍之介の漫画をすべて見る(11作品)

青空文庫・原作情報

原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。

確認済み
原作名
蜘蛛の糸
著者名
芥川龍之介
底本
芥川龍之介全集2
底本の親本
筑摩全集類聚版芥川龍之介全集
初出
「赤い鳥」1918(大正7)年7月
入力者
平山誠、野口英司
校正者
もりみつじゅんじ
著作権・利用条件
芥川龍之介没後70年を経過した青空文庫公開作品を対象とし、底本情報を記録しています。
漫画化に使用した版
青空文庫版「蜘蛛の糸」を使用し、初出・底本情報と仏教説話的な地獄・極楽図像を意識した現代漫画向けネームへ再構成。
AI生成・編集方針
原文の主要な場面と台詞を残しつつ、生成AIで全ページのコマ、台詞、出典ページを画像化しています。
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