
黄金風景
太宰治


むかし、ある紳士の家に、心やさしい娘が暮らしていました。
今日から、台所で働きなさい。
灰だらけ娘がお似合いよ。
この読切は全20ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。
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結末に触れない紹介です
継母と二人の姉妹にこき使われ、台所の灰にまみれて暮らす心やさしい娘サンドリヨン。王子の舞踏会へ招かれた姉妹の支度まで手伝いながら、自分には華やかな広間へ行く資格がないと言い聞かせます。誰もいなくなった庭で涙をこぼす彼女の前に、名づけ親の教母が現れ、かぼちゃやねずみたちを思いがけない旅支度へ変えていきます。ただし魔法には、夜中の十二時までに帰るという厳しい約束がありました。灰色の台所と金色の舞踏会、見た目の変身と変わらない心を対照させ、ひとりの娘が自分の価値を失わずに一歩を踏み出す姿を描く幻想童話です。
シャルル・ペローの「Cendrillon, ou La petite pantoufle de verre」は、1697年にパリで刊行された『Histoires, ou Contes du temps passé』に収録されました。楠山正雄訳の青空文庫底本は1950年刊です。物語は国名や年代を特定しないため、本漫画は刊行期を手掛かりに、17世紀末フランスを想起させる上流家庭と宮廷の衣装・家具・馬車で視覚化しています。
シャルル・ペローの童話(1697年)を楠山正雄訳で漫画化した「灰だらけ姫」です。一般には「シンデレラ(サンドリヨン)」として知られる物語で、灰にまみれて働く娘が舞踏会へ向かいます。
結末には触れていません
同じ系統の物語です。ペローの原題は「サンドリヨン、または小さなガラスの靴」で、「灰だらけ」を意味するサンドリヨンが英語のシンデレラにあたります。
教母の魔法は夜中の十二時までしか続きません。十二時までに帰るという約束が、舞踏会の場面に緊張を生みます。
ペロー シャルル(1628〜1703年)です。この漫画は楠山 正雄による翻訳をもとにしています。
初出はHistoires, ou Contes du temps passé(C. Barbin, Paris, 1697)収録です。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の20ページで、約6分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
ガラスの靴が足にぴたりと合い、サンドリヨンが舞踏会の娘だったと分かります。ペロー版では、サンドリヨンは意地悪だった姉妹を許し、「顔や姿の美しさよりも、やさしい心こそが妖女のこの上ないおくりもの」という教訓で結ばれます。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。