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杜子春の表紙

杜子春

原作: 杜子春 / 著者: 芥川龍之介

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約8分・24ページ

唐の都・洛陽で一文無しになった杜子春は、片目の仙人・鉄冠子から黄金を授かる。富と人情の薄さに疲れた彼は仙術を求め、峨眉山と地獄の試練で、人間らしく生きる意味にたどり着く。

2026-05-11読切短編
全1話 杜子春 2ページ
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日は暮れる

腹は減る

生きているのも苦しい

この読切は全24ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。

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STORY GUIDE

作品ガイド

結末に触れない紹介です

ネタバレなしの詳しいあらすじ

唐の都・洛陽で財産を失った杜子春は、片目の仙人・鉄冠子から黄金のありかを教えられます。大富豪になるたび人が集まり、金が尽きると去っていく経験に疲れた杜子春は、仙人になることを願います。峨眉山で課される条件は、何を見ても声を出さないこと。富、恐怖、家族への思いが、彼の望む生き方を問い直します。

時代背景

原作は大正期の芥川龍之介による短編です。古典や近代社会を素材に、人が自分を守るために作る理屈と感情の揺れを、簡潔で緊張感のある漫画表現へ置き換えています。中国の伝奇をもとに、大正期の児童文学として富より人間性を選ぶ物語へ再構成されました。

テーマ

富と人情親子の愛沈黙の試練人間らしさ修行

注目点

  • 富がある時とない時で周囲の人々の態度が変わり、人情の薄さを具体的に見せます。
  • 峨眉山の試練では、声を出さないという単純な約束が感情の限界を測ります。
  • 仙人になることと人間らしく生きることのどちらが本当の救いかを問います。

主な登場人物

芥川龍之介が1920年に童話雑誌「赤い鳥」へ発表した「杜子春」の漫画版です。唐の都・洛陽で財産を使い果たした若者・杜子春が、仙人・鉄冠子に出会い、仙人になるための試練を受けます。

杜子春
金持ちの息子でしたが、財産を使い果たして洛陽の西の門の下に立ち尽くす若者です。
鉄冠子
峨眉山に住む仙人。杜子春に二度大金を与え、やがて仙術の修行へ導きます。
杜子春の父母
地獄に落ちていた両親。試練の場面で馬の姿となって現れます。

『杜子春』のよくある疑問

結末には触れていません

もとになった話は?

中国・唐代の伝奇小説「杜子春伝」をもとに、芥川が子ども向けに書き直した作品です。結末が原典とは大きく変えられています。

仙人になるための試練とは?

峨眉山の頂で、どんなことがあっても決して声を出してはならない、という試練です。魔物や地獄の責め苦が次々に杜子春を襲います。

『杜子春』の作者は誰?

芥川龍之介(1892〜1927年)です。

『杜子春』はいつ発表された?

初出は「赤い鳥」1920(大正9)年7月号です。

原文(全文)はどこで読める?

著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。

漫画は何分で読める?

読切の24ページで、約8分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。

結末・名場面の解説ネタバレを含みます。漫画を読み終えてから開くのがおすすめです

杜子春は声を出してしまう?

地獄で、馬の姿になった父母が鞭打たれる中、母が「私たちはどうなってもよい、お前さえ幸せなら」と語るのを聞き、杜子春は思わず「お母さん」と叫びます。仙人にはなれませんでしたが、鉄冠子は、もし黙っていたらお前の命を絶つつもりだったと告げます。杜子春は人間らしい正直な暮らしをすると誓い、鉄冠子から泰山の麓の家と畑をもらいます。

作者・芥川龍之介について

1892〜1927年

東京出身の小説家。夏目漱石に認められて文壇に登場し、古典や説話に材を取った理知的な短編で知られます。芥川賞はその名を記念して設けられました。

主な作品:羅生門、鼻、蜘蛛の糸、地獄変

芥川龍之介の漫画をすべて見る(11作品)

青空文庫・原作情報

原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。

確認済み
原作名
杜子春
著者名
芥川龍之介
底本
「蜘蛛の糸・杜子春」新潮文庫、新潮社 1968(昭和43)年11月15日発行、1989(平成元)年5月30日46刷
初出
「赤い鳥」1920(大正9)年7月号
入力者
蒋龍
校正者
noriko saito
著作権・利用条件
芥川龍之介(1892-1927)の著作権保護期間満了作品を青空文庫テキストに基づき翻案。
漫画化に使用した版
青空文庫 新字新仮名版(2005年1月7日作成、2013年10月29日修正)
AI生成・編集方針
青空文庫の原文をもとに、生成AIでネーム・漫画ページ画像を制作。台詞、説明文、クレジット、注意書きは画像生成時にページ内へ描画。
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