
科学者とあたま 大正研究室奇譚
寺田寅彦


STORY GUIDE
結末に触れない紹介です
明治・大正期を思わせるレトロな研究室へ、形の異なる鳥の卵が届きます。好奇心旺盛な助手ハルが一個を転がすと、卵は意外な弧を描き、危うく机から落ちそうに。なぜ卵は真ん丸ではなく、多くは片側だけ尖っているのか。知的な月島博士は答えを先に教えず、丸・楕円・卵形の模型、木製斜面、透明管と軟らかな模型を使って、転がり方と形が生まれる力を切り分けます。身近な一個の卵から、生物の形と力学を結ぶ問いへ進む一話完結の科学バディ漫画です。
原作は寺田寅彦が「閑人」の署名で『東京朝日新聞』1908(明治41)年8月26日に発表した科学随筆です。物語としての研究室は原作にない翻案上の舞台で、本漫画は既公開シリーズの人物・視覚設定を継ぎ、明治末から大正期を思わせる架空の研究所として構成します。
寺田寅彦の随筆「卵の形」を、架空の研究室を舞台にした月島博士と助手ハルの対話で漫画化した読切です。卵がなぜあの形をしているのかという問いと、形に働く力を、身近な観察と小さな実験からたどります。
結末には触れていません
物理学者で随筆家の寺田寅彦による随筆です。初出は「東京朝日新聞」1908(明治41)年8月26日です。卵がなぜあの形をしているのかという問いと、形に働く力について、身近な現象から考えを進めています。
登場しません。原作は寺田寅彦が自分の考えを述べる随筆で、漫画ではその内容を、架空の研究室での博士と助手の対話や実験に置き換えています。原文の論旨を確かめたいときは、青空文庫の原作をあわせて読むのがおすすめです。
月島博士と助手ハルが、丸・楕円・尖った卵模型の斜面実験と、透明管による圧迫模型から、卵の形に働く力を読み解く科学バディ漫画。
寺田寅彦(1878〜1935年)です。
初出は「東京朝日新聞」1908(明治41)年8月26日です。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の20ページで、約6分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。