
科学者とあたま 大正研究室奇譚
寺田寅彦


STORY GUIDE
結末に触れない紹介です
明治末に書かれた寺田寅彦の科学随筆を、大正期の架空の力学研究室を舞台に漫画化。好奇心旺盛な助手ハルは、知的な月島博士を力任せに押して転ばせようとするが、まるで動かせない。二人は失敗を出発点に、木製の人体模型、小さな土俵、下げ振り、てこ、ばねばかりを組み合わせ、力の大きさだけでは説明できない身体の安定と動きを調べ始める。博士の冷静な仮説とハルの大胆な実験が噛み合う、数式に偏らず姿勢と道具で目に見える力学エンターテインメント。
原作「相撲と力学」は1908(明治41)年5月28日の『東京朝日新聞』初出。原作は相撲をてこ、支点、速度、運動量から研究する可能性を論じる随筆です。漫画版は既刊「塵埃と光」の連続性を優先し、舞台を大正期の架空研究室へ移し、月島博士とハルの模型実験として再構成しました。
寺田寅彦の随筆「相撲と力学」を、架空の研究室を舞台にした月島博士と助手ハルの対話で漫画化した読切です。相撲の押し合いや投げ技に隠れた力学を、身近な観察と小さな実験からたどります。
結末には触れていません
物理学者で随筆家の寺田寅彦による随筆です。初出は「東京朝日新聞」1908(明治41)年5月28日です。相撲の押し合いや投げ技に隠れた力学について、身近な現象から考えを進めています。
登場しません。原作は寺田寅彦が自分の考えを述べる随筆で、漫画ではその内容を、架空の研究室での博士と助手の対話や実験に置き換えています。原文の論旨を確かめたいときは、青空文庫の原作をあわせて読むのがおすすめです。
大正期のレトロな力学研究室で、月島博士を押し倒そうとして失敗した助手ハルが、人体模型と小さな土俵を使って、相撲に潜む力学を解き明かす科学バディ漫画。
寺田寅彦(1878〜1935年)です。
初出は「東京朝日新聞」1908(明治41)年5月28日です。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の22ページで、約7分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。