
おおかみと七ひきのこどもやぎ
グリム


むかし、雪の降る日に。
雪のように白く、血のように赤く、黒檀のように黒い髪の子がほしい。
白雪姫が生まれました。けれど母の女王は、まもなく亡くなりました。
この読切は全28ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。
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結末に触れない紹介です
雪の白、血の赤、黒檀の黒。母の願いを受けて生まれた白雪姫は、成長するにつれ、美しさを何より大切にする継母の女王から妬まれるようになります。嘘をつかない鏡の答えは、女王の心をさらに追い詰めていきました。城を追われ、深い森を逃げる姫がたどり着いたのは、七人の小人の小さな家。そこでようやく穏やかな暮らしを得ますが、留守番の窓辺には見知らぬ物売りが現れます。人を信じたい気持ちと、身を守るための約束。その間で揺れる姫の視線と、鏡に向かう女王の問いを交互に追い、親しみ深い童話にひそむ不安と、居場所を得る温かさを描きます。
原作は19世紀に活動したグリム兄弟による童話です。今回使用する菊池寛訳の青空文庫本文は、光文社『グリム 世界名作 白雪姫』1949年3月5日初版を底本とし、2005年に公開されました。これは底本の刊行年であり、物語の時代設定を表すものではありません。本文は国や年代を特定しないため、漫画では石造りの城、深い森、木造の小屋を持つ架空のヨーロッパとして描きます。
グリム童話「白雪姫」を、作家・菊池寛の訳で漫画化した読切です。継母の女王に命を狙われた白雪姫が、森の七人の小人の家で暮らすうちに、再び女王の罠に近づいていきます。
結末には触れていません
『父帰る』などで知られる作家・菊池寛による子ども向けの訳です。グリムの原話に沿って、女王が鏡に問う場面や、物売りに化けて姫を訪ねる場面が描かれます。
物売りに化けた女王は、胸紐、毒の櫛、毒りんごと、姿を変えて姫を訪ねます。人を信じたい気持ちと身を守る約束の間で、姫の心が揺れます。
グリム(兄ヤーコプ 1785〜1863年/弟ヴィルヘルム 1786〜1859年)です。この漫画は菊池寛による翻訳をもとにしています。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の28ページで、約9分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
棺が揺れた拍子に喉のりんごが飛び出して姫は目を覚まし、王子と城へ向かいます。婚礼に招かれた女王は花嫁が白雪姫だと知って立ちすくみ、真っ赤に焼いた鉄の靴を履かされて、倒れるまで踊らされました。グリムの原話に近い厳しい結末です。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。