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白雪姫の表紙

白雪姫

原作: SNEEWITTCHEN / 著者: グリム / 翻訳: 菊池寛

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約9分・28ページ

鏡の答えから始まった女王の嫉妬に追われ、白雪姫は森の七人の小人の家へ。やさしさと誘惑が交差するグリムの童話を、菊池寛訳の筋に沿って描きます。

2026-09-05読切短編
白雪姫 2ページ
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むかし、雪の降る日に。

雪のように白く、血のように赤く、黒檀のように黒い髪の子がほしい。

白雪姫が生まれました。けれど母の女王は、まもなく亡くなりました。

この読切は全28ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。

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STORY GUIDE

作品ガイド

結末に触れない紹介です

ネタバレなしの詳しいあらすじ

雪の白、血の赤、黒檀の黒。母の願いを受けて生まれた白雪姫は、成長するにつれ、美しさを何より大切にする継母の女王から妬まれるようになります。嘘をつかない鏡の答えは、女王の心をさらに追い詰めていきました。城を追われ、深い森を逃げる姫がたどり着いたのは、七人の小人の小さな家。そこでようやく穏やかな暮らしを得ますが、留守番の窓辺には見知らぬ物売りが現れます。人を信じたい気持ちと、身を守るための約束。その間で揺れる姫の視線と、鏡に向かう女王の問いを交互に追い、親しみ深い童話にひそむ不安と、居場所を得る温かさを描きます。

時代背景

原作は19世紀に活動したグリム兄弟による童話です。今回使用する菊池寛訳の青空文庫本文は、光文社『グリム 世界名作 白雪姫』1949年3月5日初版を底本とし、2005年に公開されました。これは底本の刊行年であり、物語の時代設定を表すものではありません。本文は国や年代を特定しないため、漫画では石造りの城、深い森、木造の小屋を持つ架空のヨーロッパとして描きます。

テーマ

嫉妬恐れと信頼居場所美と権力

注目点

  • 鏡、ひも、櫛、りんごを大きな近景で反復し、同じ言葉や訪問が次第に違う重みを持つ構成を追います。
  • 城の冷たい青と森の小屋の温かな灯りを対照させ、姫と女王それぞれの孤独を表情と空間から読み取れます。
  • 小さな器や寝床、灯りを持つ小人たちの手を近くに描き、ひとりで逃げてきた姫を迎える暮らしの手触りを残します。
  • 菊池寛訳にある三度の訪問を描き分け、扉や窓を隔てた会話と、信じることをめぐる緊張を描きます。

主な登場人物

グリム童話「白雪姫」を、作家・菊池寛の訳で漫画化した読切です。継母の女王に命を狙われた白雪姫が、森の七人の小人の家で暮らすうちに、再び女王の罠に近づいていきます。

白雪姫
雪の白、血の赤、黒檀の黒を備えて生まれた姫。継母の女王に妬まれ、城を追われます。
継母の女王
自分がいちばん美しくありたいと願い、魔法の鏡に問い続ける女王です。
魔法の鏡
嘘をつかない鏡。「いちばん美しいのは誰か」という女王の問いに正直に答えます。
七人の小人
森の小さな家に住み、白雪姫を迎え入れて留守番の約束をさせます。
狩人・王子
女王に命じられて姫を森へ連れ出す狩人と、物語の終盤に現れる王子です。

『SNEEWITTCHEN』のよくある疑問

結末には触れていません

菊池寛訳の特徴は?

『父帰る』などで知られる作家・菊池寛による子ども向けの訳です。グリムの原話に沿って、女王が鏡に問う場面や、物売りに化けて姫を訪ねる場面が描かれます。

女王は何回姫を訪ねる?

物売りに化けた女王は、胸紐、毒の櫛、毒りんごと、姿を変えて姫を訪ねます。人を信じたい気持ちと身を守る約束の間で、姫の心が揺れます。

『SNEEWITTCHEN』の作者は誰?

グリム(兄ヤーコプ 1785〜1863年/弟ヴィルヘルム 1786〜1859年)です。この漫画は菊池寛による翻訳をもとにしています。

原文(全文)はどこで読める?

著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。

漫画は何分で読める?

読切の28ページで、約9分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。

結末・名場面の解説ネタバレを含みます。漫画を読み終えてから開くのがおすすめです

この訳ではどんな結末?

棺が揺れた拍子に喉のりんごが飛び出して姫は目を覚まし、王子と城へ向かいます。婚礼に招かれた女王は花嫁が白雪姫だと知って立ちすくみ、真っ赤に焼いた鉄の靴を履かされて、倒れるまで踊らされました。グリムの原話に近い厳しい結末です。

作者・グリムについて

兄ヤーコプ 1785〜1863年/弟ヴィルヘルム 1786〜1859年

ドイツの言語学者・文献学者の兄弟。各地の昔話を集めた『子どもと家庭の童話(グリム童話)』を1812年から刊行し、世界中で読み継がれています。

主な作品:白雪姫、ヘンゼルとグレーテル、ブレーメンの音楽隊

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青空文庫・原作情報

原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。

確認済み
原作名
SNEEWITTCHEN
著者名
グリム
翻訳者
菊池寛
底本
「グリム 世界名作 白雪姫」光文社
入力者
大久保ゆう
校正者
鈴木厚司
著作権・利用条件
グリム兄弟の原作と菊池寛による日本語訳は、日本国内で著作権保護期間が満了しています。青空文庫の公開本文をもとに漫画化しています。
漫画化に使用した版
青空文庫『白雪姫』菊池寛訳(図書カード No.42308、新字新仮名)。底本は『グリム 世界名作 白雪姫』光文社、1949(昭和24)年3月5日初版。
AI生成・編集方針
菊池寛訳の出来事と結末を保ち、地の文を台詞・短い語り・無言の場面へ再構成しました。ひも・櫛・りんごによる三度の襲撃と原文の終幕を含み、暴力の細部は直接描かず、物や影で伝えています。全28ページの絵と文字を生成AIで同時に制作し、画像生成後の文字追加は行っていません。
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