
おおかみと七ひきのこどもやぎ
グリム


ろばは、長いあいだ重い袋を運んできた。
もう、ここにはいられない。
ブレーメンで町の楽隊になろう。
この読切は全20ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。
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結末に触れない紹介です
長いあいだ粉ひき所へ荷を運んできたろばは、年を取り、主人に見放されようとしていると察します。逃げ出した彼が思いついた新しい行き先は、音楽で暮らせそうなブレーメンの町。道すがら出会うのは、猟に出られなくなった犬、ねずみを追えなくなったねこ、翌朝の命を案じるおんどりです。四匹はそれぞれ異なる声と身体を持ち寄り、ひとりでは越えられない夜の森を進みます。遠くに見えた一つの灯を前に、寄せ集めの仲間は初めて息を合わせることができるのか。老いによって居場所を失った者たちの再出発を、足音、視線、音の重なりで描く童話です。
グリム兄弟の本作は1819年、『子どもと家庭の童話』第2版・第1巻に収録されました。本漫画は楠山正雄訳の青空文庫テキストを用い、その底本は小峰書店の1949年刊『世界おとぎ文庫(グリム篇)森の小人』です。舞台年代は本文で特定されないため、19世紀初頭以前を思わせる架空の中欧農村・街道・森・木組みの家として描いています。
グリム童話「ブレーメンの町楽隊」(ブレーメンの音楽隊)を楠山正雄訳で漫画化した読切です。年を取って居場所を失ったろば、犬、ねこ、おんどりが、音楽の町ブレーメンを目指して旅に出ます。
結末には触れていません
同じ作品です。楠山正雄訳では「ブレーメンの町楽隊」という題になっており、一般には「ブレーメンの音楽隊」の名で知られています。
老いによって居場所を失った者たちが、それぞれの声と身体を持ち寄り、一人ではできないことを成し遂げる再出発の物語です。
グリム(兄ヤーコプ 1785〜1863年/弟ヴィルヘルム 1786〜1859年)です。この漫画は楠山正雄による翻訳をもとにしています。
初出はKinder- und Haus-Märchen 第2版・第1巻(G. Reimer, Berlin, 1819年)収録です。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の20ページで、約6分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
森で見つけた家には泥棒たちがいました。四匹は重なり合って一斉に鳴き声を上げ、泥棒を追い払います。その家が気に入った四匹は、ブレーメンへ行くことなくそこで仲よく暮らすことになります。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。