
桜桃
太宰治


STORY GUIDE
結末に触れない紹介です
クリスマス前日、デラの手元には夫ジムへの贈り物を買うのに足りない小銭しかありません。質素な部屋で悩んだ末、彼女は自分が最も誇りにしているものと引き換えに、ジムにふさわしい品を選びます。一方、帰宅するジムも妻のために秘密の決断をしていました。貧しさの中で、相手を思うことの価値を描く短編です。
原作は20世紀初頭のニューヨークを舞台にしたオー・ヘンリーの短編です。日本語訳の権利表示を守りながら、貧しい若夫婦の暮らしとクリスマスの街の温度が伝わるよう漫画化しています。
オー・ヘンリーの短編「賢者の贈り物」(1905年)を結城浩訳で漫画化した読切です。クリスマス前日、貧しい若夫婦のデラとジムが、互いに相手へ最高の贈り物をしようと、それぞれ大切なものを手放します。
結末には触れていません
キリストの誕生を祝って贈り物を届けた東方の三賢者のことです。物語の最後で、この夫婦こそが本当の賢者だと語られます。
20世紀初頭のニューヨークを舞台に、意外な結末の短編を数多く書いたアメリカの作家です。「最後の一葉」も代表作です。
オー・ヘンリー(1862〜1910年)です。この漫画は結城 浩による翻訳をもとにしています。
初出は1905年12月10日 The New York Sunday World 掲載(原作)です。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の25ページで、約8分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
デラは自慢の髪を売ってジムの時計に合うプラチナの鎖を買い、ジムは時計を売ってデラが欲しがっていた鼈甲の櫛を買っていました。どちらの贈り物もすぐには使えなくなりましたが、互いに最も大切なものを差し出し合った二人こそ、本当の賢者だったと結ばれます。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。