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耳無芳一の話の表紙

耳無芳一の話

原作: 耳無芳一の話 / 著者: 小泉八雲 / 翻訳: 戸川明三

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約8分・24ページ

壇ノ浦の亡霊に呼ばれた盲目の琵琶法師・芳一の怪談を、スマホで読みやすい現代的な台詞と短い独白に置き換えて一話完結の文学ホラー漫画として再構成しました。

2026-07-04読切短編
全1話 耳無芳一の話 2ページ
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七百年前、平家はこの海で滅びた。

弔いの寺、阿彌陀寺。

それでも夜には、鬼火が漂った。

この読切は全24ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。

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STORY GUIDE

作品ガイド

結末に触れない紹介です

ネタバレなしの詳しいあらすじ

赤間ヶ関の寺に暮らす盲目の琵琶法師・芳一は、平家物語の語りで知られていました。ある夜、武者を名乗る使者に呼ばれ、身分の高い一族の前で壇ノ浦を語るよう求められます。見えない聴衆のすすり泣きと、毎夜の外出を不審に思う寺の者たち。芳一は誰に招かれ、どこで琵琶を弾いているのか。音と記憶が死者を呼ぶ怪談です。

時代背景

原作は小泉八雲が英語で再話した日本の怪談です。壇ノ浦の記憶と琵琶法師の芸が結びつく歴史的背景を踏まえ、寺と墓場の夜を視覚的な恐怖として再構成しています。

テーマ

芸と霊壇ノ浦の記憶見えない恐怖信仰

注目点

  • 盲目の芳一の聴覚を中心に、姿を見せる前から鎧や群衆の気配を立ち上げます。
  • 琵琶による壇ノ浦の語りが、過去の合戦と現在の墓場を重ねます。
  • 身体へ書かれる経文を、守りと見落としの両方を示す視覚的な鍵にしています。

主な登場人物

小泉八雲の『怪談』(1904年)に収められた「耳無芳一の話」を戸川明三訳で漫画化した読切です。赤間ヶ関の阿弥陀寺に暮らす盲目の琵琶法師・芳一が、夜ごと身分の高い人々に招かれて壇ノ浦の物語を語ります。

芳一
盲目の琵琶法師。平家物語、とくに壇ノ浦の合戦の弾き語りの名手として知られています。
阿弥陀寺の住職
芳一を寺に住まわせている和尚。毎夜の外出を不審に思います。
武者
夜ごと芳一を迎えに来て、身分の高い方の前で語るよう求める使者です。

『耳無芳一の話』のよくある疑問

結末には触れていません

舞台の赤間ヶ関とは?

現在の山口県下関市です。源平最後の戦いである壇ノ浦の合戦で、平家一門が滅んだ海のそばにあります。

芳一は誰の前で琵琶を弾いている?

芳一は立派な屋敷で身分の高い人々に語っているつもりですが、寺の者たちは、夜の外出の行き先を不審に思い、その正体を探ります。

『耳無芳一の話』の作者は誰?

小泉八雲(1850〜1904年)です。この漫画は戸川明三による翻訳をもとにしています。

『耳無芳一の話』はいつ発表された?

初出はKwaidan: Stories and Studies of Strange Things, Houghton Mifflin, 1904年4月2日です。

原文(全文)はどこで読める?

著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。

漫画は何分で読める?

読切の24ページで、約8分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。

結末・名場面の解説ネタバレを含みます。漫画を読み終えてから開くのがおすすめです

芳一の耳はなぜなくなった?

芳一が弾いていたのは、平家の亡霊たちの前だと分かります。住職は芳一の全身に般若心経を書いて姿を隠しますが、耳にだけ経文を書き忘れました。迎えに来た亡霊の武者には耳だけが見え、それをもぎ取っていきます。芳一は命を取りとめ、「耳無芳一」として名を知られるようになります。

作者・小泉八雲について

1850〜1904年

ギリシャ生まれの作家ラフカディオ・ハーン。1890年に来日して松江などで英語を教え、日本に帰化しました。日本の伝説や怪談を英語で世界に紹介しました。

主な作品:怪談、雪女、耳無芳一の話

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青空文庫・原作情報

原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。

確認済み
原作名
耳無芳一の話
著者名
小泉八雲
翻訳者
戸川明三
底本
「小泉八雲全集第八卷家庭版」第一書房
初出
Kwaidan: Stories and Studies of Strange Things, Houghton Mifflin, 1904年4月2日
入力者
京都大学電子テクスト研究会入力班(訓練者一同)
校正者
京都大学電子テクスト研究会校正班(大久保ゆう)
著作権・利用条件
小泉八雲・戸川明三の没後70年を経過した青空文庫公開作品を対象とし、底本・入力校正情報を記録しています。
漫画化に使用した版
添付された青空文庫版「耳無芳一の話」を使用し、底本・入力校正情報と原書情報を参照して単話漫画化。
AI生成・編集方針
原文の古風な語りと会話を、生成AIで全ページのコマ・台詞・出典ページとして画像化しています。台詞・独白は漫画向けの現代的な表現に再構成しています。
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