
雪女 白い約束
小泉八雲


七百年前、平家はこの海で滅びた。
弔いの寺、阿彌陀寺。
それでも夜には、鬼火が漂った。
この読切は全24ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。
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結末に触れない紹介です
赤間ヶ関の寺に暮らす盲目の琵琶法師・芳一は、平家物語の語りで知られていました。ある夜、武者を名乗る使者に呼ばれ、身分の高い一族の前で壇ノ浦を語るよう求められます。見えない聴衆のすすり泣きと、毎夜の外出を不審に思う寺の者たち。芳一は誰に招かれ、どこで琵琶を弾いているのか。音と記憶が死者を呼ぶ怪談です。
原作は小泉八雲が英語で再話した日本の怪談です。壇ノ浦の記憶と琵琶法師の芸が結びつく歴史的背景を踏まえ、寺と墓場の夜を視覚的な恐怖として再構成しています。
小泉八雲の『怪談』(1904年)に収められた「耳無芳一の話」を戸川明三訳で漫画化した読切です。赤間ヶ関の阿弥陀寺に暮らす盲目の琵琶法師・芳一が、夜ごと身分の高い人々に招かれて壇ノ浦の物語を語ります。
結末には触れていません
現在の山口県下関市です。源平最後の戦いである壇ノ浦の合戦で、平家一門が滅んだ海のそばにあります。
芳一は立派な屋敷で身分の高い人々に語っているつもりですが、寺の者たちは、夜の外出の行き先を不審に思い、その正体を探ります。
小泉八雲(1850〜1904年)です。この漫画は戸川明三による翻訳をもとにしています。
初出はKwaidan: Stories and Studies of Strange Things, Houghton Mifflin, 1904年4月2日です。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の24ページで、約8分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
芳一が弾いていたのは、平家の亡霊たちの前だと分かります。住職は芳一の全身に般若心経を書いて姿を隠しますが、耳にだけ経文を書き忘れました。迎えに来た亡霊の武者には耳だけが見え、それをもぎ取っていきます。芳一は命を取りとめ、「耳無芳一」として名を知られるようになります。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。