藍空漫画AI SORA MANGAホーム
雪女 白い約束の表紙

雪女 白い約束

原作: 雪女 / 著者: 小泉八雲 / 翻訳: 田部隆次

無料で読む

約9分・28ページ

大吹雪の夜、命と引き換えに秘密を課された若い木こり。雪の白と行燈のぬくもりを往復しながら、約束を抱えた歳月を描く一話完結の怪談漫画。

2026-08-15読切短編
全1話 雪女 白い約束 2ページ
試し読み・2ページ

まずは1ページ試し読み

武蔵の国。二人の木こりは、森へ通っていた。

急ごう。日が暮れる。

この読切は全28ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。

続きを無料で読む

STORY GUIDE

作品ガイド

結末に触れない紹介です

ネタバレなしの詳しいあらすじ

武蔵の国で木こりをする十八歳の巳之吉は、師の茂作と大吹雪に遭い、渡し守の小屋へ逃げ込みます。夜半、白装束の女が現れ、若さゆえに命を助ける代わりに、見たことを誰にも話さぬよう言い渡します。翌冬、巳之吉は旅の娘お雪と出会い、やがて家庭を築きます。吹雪の恐怖と行燈のぬくもり、秘密を抱えて流れる歳月が、一つの約束をめぐる緊張へ結びつく怪談漫画です。

時代背景

英語原著「Yuki-Onna」は小泉八雲の『Kwaidan』(1904年)に収録され、八雲は武蔵国西多摩郡調布の農夫から聞いた村の伝説と記しました。田部隆次訳の青空文庫底本は1937年刊『小泉八雲全集第八卷 家庭版』です。原文は年代を明記しないため、本漫画は渡し船・蓑・行燈を手掛かりに、近世武蔵を想起させる視覚設定としました。

テーマ

約束と禁忌愛と秘密家族異界と日常記憶

注目点

  • 大吹雪の広い雪山から二畳の暗い小屋へ画面を絞り込み、白い人影の出現を強調します。
  • 雪の冷たい藍灰色と、村の家庭を照らす行燈の琥珀色を対比し、日常に残る不穏さを描きます。
  • 長い年月は家族のモンタージュで進め、変わる周囲と変わらないお雪の印象を小物と視線で示します。
  • 告白の直前に針と白い糸だけの無音を置き、口にした言葉が戻せない瞬間を視覚化します。

主な登場人物

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の『怪談』(1904年)に収められた「雪女」を、田部隆次訳で漫画化した読切です。吹雪の夜に雪女と出会った木こりの巳之吉が、ある約束を抱えて生きていきます。

巳之吉
武蔵の国の十八歳の木こり。吹雪の夜に雪女を見て、命を助けられる代わりに口止めされます。
茂作
巳之吉の師匠の老木こり。一緒に渡し守の小屋へ逃げ込みます。
雪女
白装束の女。巳之吉が若いことを理由に命を助け、この夜のことを誰にも話すなと言い渡します。
お雪
翌年の冬、巳之吉が出会う旅の娘。やがて巳之吉の妻となり、子どもをもうけます。

『雪女』のよくある疑問

結末には触れていません

小泉八雲とは?

ギリシャ生まれで、明治期に来日して日本の伝説や怪談を英語で紹介した作家です。『怪談(Kwaidan)』は1904年に刊行されました。

雪女との約束とは?

「今夜見たことを誰にも話してはならない。話せば命はない」という約束です。この約束が、長い歳月を経た家庭の場面に緊張をもたらします。

『雪女』の作者は誰?

小泉八雲(1850〜1904年)です。この漫画は田部隆次による翻訳をもとにしています。

『雪女』はいつ発表された?

初出はKwaidan: Stories and Studies of Strange Things(1904年3月)です。

原文(全文)はどこで読める?

著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。

漫画は何分で読める?

読切の28ページで、約9分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。

結末・名場面の解説ネタバレを含みます。漫画を読み終えてから開くのがおすすめです

約束を破るとどうなる?

ある夜、巳之吉はお雪に、昔吹雪の夜に見た白い女の話をしてしまいます。お雪は「それは私だった」と正体を明かしますが、子どもたちのために巳之吉を殺さず、子どもを大事にするよう言い残して、白い霞となって消えていきます。

作者・小泉八雲について

1850〜1904年

ギリシャ生まれの作家ラフカディオ・ハーン。1890年に来日して松江などで英語を教え、日本に帰化しました。日本の伝説や怪談を英語で世界に紹介しました。

主な作品:怪談、雪女、耳無芳一の話

小泉八雲の漫画をすべて見る(2作品)

青空文庫・原作情報

原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。

確認済み
原作名
雪女
著者名
小泉八雲
翻訳者
田部隆次
底本
「小泉八雲全集第八卷 家庭版」第一書房
初出
Kwaidan: Stories and Studies of Strange Things(1904年3月)
入力者
京都大学電子テクスト研究会入力班(大石尺)
校正者
京都大学電子テクスト研究会校正班(大久保ゆう)
著作権・利用条件
青空文庫図書カード No.50326 で公開されている小泉八雲著・田部隆次訳のテキストを対象とし、底本・入力・校正情報を記録しています。
漫画化に使用した版
添付された青空文庫版『雪女』を使用し、青空文庫図書カード No.50326 と英語原著『Kwaidan』の前書きを参照して単話漫画化。
AI生成・編集方針
原文の武蔵国の村、森、大河、渡し場、大吹雪、二畳の小屋、命を助ける条件、お雪との家庭、行燈の下の告白を、生成AIで全28ページのコマ・台詞・クレジットとして画像化しています。
すべての作品