
おじいさんのランプ 灯をわたす人
新美南吉


STORY GUIDE
結末に触れない紹介です
ひとりで暮らす小狐ごんは、いたずらで兵十が捕まえたうなぎを逃がします。やがて兵十の家に起きたことを知り、取り返せないいたずらを悔いたごんは、姿を見せずに栗や松茸を届け始めます。しかし兵十には、誰が何のために届けているのか分かりません。言葉を交わせない二つの孤独が、秋の里山ですれ違う童話です。
原作は昭和初期に書かれた新美南吉の童話です。農村や雪国の暮らしを背景に、人と動物の距離、言葉が届かない心、ささやかな善意を子どもにも追いやすい画面で描いています。
新美南吉の童話「ごん狐(ごんぎつね)」の漫画版です。いたずら好きの子狐ごんが、兵十の母のためのうなぎを盗んだことを悔い、ひそかに栗や松茸を届け続けます。小学校4年生の国語教科書で長く読まれている作品です。
結末には触れていません
兵十が病気の母に食べさせようとしたうなぎを、いたずらで盗んでしまったことを後悔し、つぐないをしようと思ったからです。
光村図書の小学校4年生の教科書など、長く小学校の教科書に採られてきた作品です。この漫画は1932年に雑誌「赤い鳥」に載った本文にもとづいています。
新美南吉(1913〜1943年)です。
初出は「赤い鳥 復刊第三巻第一号」1932(昭和7)年1月号です。
著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。
読切の24ページで、約8分が目安です(1ページ18秒で計算)。登録不要で無料で読めます。
栗を届けに来たごんを、またいたずらに来たと思った兵十は、火縄銃で撃ってしまいます。土間に栗が置いてあるのに気づいた兵十が「ごん、おまいだったのか。いつも栗をくれたのは」と問うと、ごんはぐったりと目をつぶったまま、うなずきます。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。
原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。