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二銭銅貨の表紙

二銭銅貨

原作: 二銭銅貨 / 著者: 江戸川乱歩

第1話から無料で読む

約9分・27ページ(全4話)

貧乏な青年・松村武と「私」が、電気工場の五万円盗難事件と一枚の二銭銅貨をめぐって知恵を競い合う大正レトロ青春ミステリ。最終第4話では、暗号の別解『御冗談』、玩具札の『團』、そして私のいたずらの真相が明かされる。

2026-06-10連載・完結長編
第1話 紳士泥坊 2ページ
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もう何もかも、行き詰まりだ

頭だけは、まだ売ってない

第1話は全27ページ。続きは漫画ビューアで、スマートフォンでもそのまま読めます。

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エピソード(全4話)

STORY GUIDE

作品ガイド

結末に触れない紹介です

ネタバレなしの詳しいあらすじ

貧しい青年・松村武と「私」は、電気工場から消えた五万円と、逮捕後も見つからない盗金の行方に興味を持ちます。一枚の二銭銅貨から紙片が現れ、南無阿弥陀仏の文字、点字、煙草屋、玩具札へと推理が広がります。松村は大発見を確信しますが、隣で見ている「私」にも別の考えがあります。二人の知恵と虚栄が競う全4話です。

時代背景

原作は大正から昭和初期の都市文化を背景にした江戸川乱歩の作品です。新しい住居、光学器械、新聞、鉄道など当時の近代性が怪奇と犯罪へ反転する感覚を漫画で再現しています。1923年に発表されたデビュー作で、点字や暗号への近代的関心と、職のない若者二人の生活を結びつけています。

テーマ

暗号解読知恵比べ貧困と欲いたずら

注目点

  • 二銭という小さな硬貨から五万円の行方へ推理が拡大する過程を段階的に追えます。
  • 松村の華麗な解読と「私」の沈黙が、どちらが一枚上手かという緊張を作ります。
  • 暗号には一つの読み方しかない、という思い込み自体が試されます。

主な登場人物

江戸川乱歩のデビュー作「二銭銅貨」(1923年)を全4話で漫画化した連載です。貧しい下宿の二人の青年が、電気工場の盗難事件と一枚の二銭銅貨から現れた暗号をめぐって知恵比べをします。

松村武
「私」と下宿で暮らす貧しい青年。二銭銅貨から出てきた紙片の暗号を解こうと夢中になります。
私
物語の語り手。松村の推理を見守りながら、ひそかに別の考えを持っています。
紳士泥棒
電気工場から五万円を盗んで捕まった犯人。盗んだ金の行方は分かっていません。

『二銭銅貨』のよくある疑問

結末には触れていません

どんな暗号が出てくる?

南無阿弥陀仏の六文字を点字に見立てた暗号です。日本の探偵小説の出発点の一つとされる、本格的な暗号解読が楽しめます。

なぜ乱歩の記念すべき作品なの?

探偵雑誌「新青年」に掲載された乱歩の最初の小説で、日本人による本格探偵小説の先駆けとして高く評価されました。

『二銭銅貨』の作者は誰?

江戸川乱歩(1894〜1965年)です。

『二銭銅貨』はいつ発表された?

初出は「新青年」博文館、1923(大正12)年4月です。

原文(全文)はどこで読める?

著作権の保護期間が満了した作品で、青空文庫で原文を無料で読めます。このページの「青空文庫・原作情報」から図書カードへ移動できます。漫画は原作をもとにした翻案のため、台詞や構成が原文と異なる部分があります。

漫画は何分で読める?

全4話・106ページで、通して読むと約32分が目安です(1ページ18秒で計算)。1話ずつ区切って読めます。

結末・名場面の解説ネタバレを含みます。漫画を読み終えてから開くのがおすすめです

暗号の答えと、盗まれた金の正体は?

松村は暗号を解いて大金を手にしますが、それは玩具の札でした。「私」は、暗号も煙草屋の話もすべて自分が仕組んだいたずらで、頭の良さで松村に勝ちたかったのだと明かします。暗号を最後まで読むと「ゴジョウダン(御冗談)」になるという仕掛けです。

作者・江戸川乱歩について

1894〜1965年

日本の探偵小説の基礎を築いた作家。名探偵・明智小五郎を生み、本格推理から怪奇幻想、少年向けの「少年探偵団」シリーズまで幅広く書きました。

主な作品:二銭銅貨、D坂の殺人事件、人間椅子、怪人二十面相

江戸川乱歩の漫画をすべて見る(14作品)

青空文庫・原作情報

原文・底本・校正情報を作品ごとに記録します。

確認済み
原作名
二銭銅貨
著者名
江戸川乱歩
底本
「江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者」光文社文庫、光文社
底本の親本
「江戸川乱歩全集 第一巻」平凡社
初出
「新青年」博文館、1923(大正12)年4月
入力者
砂場清隆
校正者
湖山ルル
著作権・利用条件
江戸川乱歩没後50年を経過して2016年に青空文庫で公開された作品を対象とし、青空文庫図書カードと添付テキストの底本・入力校正情報を記録しています。
漫画化に使用した版
青空文庫版「二銭銅貨」とユーザー提供の4話構成・キャラクターデザイン参照を使用。今回は既存第1話・第2話・第3話に続き、最終第4話のみを追加投稿。八字飛ばしの『御冗談』、風呂敷包の開封、圓ではなく團の玩具札、私の謝罪、正直堂と大黒屋商店、暗号と煙草屋話の作りもの、二銭銅貨の余韻までを構成。
AI生成・編集方針
第4話は、暗号の再読、玩具札の反転、松村の沈黙、私の種明かし、二銭銅貨と出典ページを、生成AIで全ページのコマ・台詞・注記として画像化しています。
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